新年あけましておめでとうございます。
　皆様におかれましては、健やかに新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
　旧年中は、本会の活動に対しまして、深いご理解と温かいご支援、ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
　さて、昨年１２月末に私が会長に就任してから一年が過ぎました。コロナ禍の中で、私たちが当たり前だと思っていた日常は、社会経済活動を含めて大きく変化しましたが、今、多くの場面で以前の姿が戻りつつあるように感じております。

　この間、大雨災害での支援活動や様々な事業活動において、それぞれの地域で活動する自治会長・町内会長、民生委員・児童委員や関連機関、福祉関係団体等の皆様に支えられながら、共に生きることの大切さや優しさを学び、私なりの会長職を務めてきたところであります。 こうした中、私たちが暮らす地域において、個人や世帯が抱える課題は、核家族化、８０５０問題、一人暮らしの高齢者の増加や生活困窮など多岐にわたっており、それらが複雑に絡み合っていることもあります。コロナ禍がさらに拍車をかける状況となりましたが、期せずして、このことが、人と人のつながり、支え合い・助け合いの意義を改めて認識する機会になったようにも感じております。 本会は、こうした課題に対応するため、幅広い関係分野とのネットワークを活かし、知恵を出し合い、工夫を凝らして、試行錯誤しながらも、丸ごと相談員の活動やまるっとステーションの設置など新たな事業を展開し、市民の皆様の暮らしをサポートすることに日々取り組んでおります。 これからも、市民の皆様に寄り添い、見守る姿勢を貫きながら、多くの方々と力を合わせ支え合い・助け合いの地域福祉の推進に努めてまいりたいと考えておりますので、本年も、変わらぬご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 　結びに、本年が皆様にとりまして健やかで幸多き年でありますようご祈念申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

令和6年元旦 社会福祉法人　
能代市社会福祉協議会
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